『英語が身につくちいさなノート術』について

献本いただいたMarieさんの新刊『英語が身につくちいさなノート術』を読む。 章立てはこんな感じ。 CHAPTER1 必ず続けられる学習計画ができるノートCHAPTER2 挫折せずに1冊のテキストを最後までやり切れるノートCHAPTER3 深く記憶に残る単語ノートCHAPTER4 …

名古屋でアウトライナーのセミナーやります

イベントの告知です。 ごりゅごさん(@goryugo)にお招きいただき(ありがとうございます)、3月9日に名古屋でアウトライナーのセミナーをやります。 タイトルは「アウトライン・プロセッシング入門セミナー:アウトライナーで文章を書き、考える技術」。たっ…

落ちることと落とすこと

目の前に好ましいことや、楽しそうなことや、役に立ちそうなことや、やった方が良さそうなことや、やらなきゃならないことや、責任を負っていることがある。 それらは、わたしたちの関与を要求している。だから関与する。つまり、自分の時間の中にそれらを組…

アウトライン・プロセッシングの思想(みたいなもの)2019

アウトラインどおりには書けない。 アウトラインどおりに書けなくていい。 アウトラインどおりに書いてはいけない。 アウトラインは書いたことの後にできる。 アウトラインは変化する。 アウトラインはゴールではなくスタートである。 アウトラインは目次で…

「結婚はいいぞ」と言わなくなった

誤解のないように書いておくけど、「結婚はいいぞ」と言わなくなっただけであって、そう思わなくなったわけではまったくない。 ■ 十年くらい前まではことあるごとに「結婚はいいぞ」と発言していた。それが比較的早く(と思う)結婚した自分の努めとさえ思っ…

(a sense of) 全盛期

ある後輩からの質問:「自分の全盛期っていつだったと思いますか?」 なぜすでに全盛期を過ぎた前提なんだろうとは思うが(笑)。 じゃあ、この先に全盛期がやってくるのだろうかと考えると、あまり想像がつかない。「常に今が全盛期だぜ!」と強弁する気に…

かわいそうな作文をリライトする

何年か前に旧Word Pieceに書いた「九歳のフリーライティング」という記事。 小学校の作文を書くとき、「頭に浮かんだことをそのまま書けばいい」と言われて本当にその通りにすると、ぜったいに書き直しになるという話。 あらためてそのときの作文を再掲して…

「ひとり」であるためのガイド

20代後半から30代前半にかけて、地方に行くことが仕事みたいなものだった。 いつも収入に不安を抱えていて、家族の健康にも不安を抱えていて、でも不思議と思い出して嫌な感じはしない。 たぶん、「ひとり」でいろんなことをしていたからだ。 その後会社員に…

古き良き時代の話の良きこと

小学生のころ、「オトナになったらなりたい職業アンケート」みたいなものがあって、ぼくはそこに「サラリーマン」と書いた。 特になりたい職業も思いつかなかったので父の職業を書いただけ(いや、サラリーマンは職業じゃないのだが)。 当時のクラスメート…

仕事(として行う行為)と欲望

人間は、欲望と完全に無関係なことを長く続けるようにはできていないのだと思う。 残念ながら多くの人にとっての「仕事」は「欲望と無関係なこと」に該当する。いや、仕事は金銭的報酬を得るためにするはずであり、金銭的報酬は欲望を満たすための大切な要素…