Word Piece 3

Tak.'s Blog

人と仕事をすること

自分には人と共同で仕事をすることに関するトラウマみたいなものがあるのかもしれない、と思う。 若い頃は人のやり方に全面的に合わせるか、自分のやり方で突っ走るかしかできなかった。どっちもあまり良い結果は生まなかった(主として感情的な面で)。 そ…

できることとできないことのピース

人はできることしかできないのだからできることから始めるしかない ■ できないことに挑戦するのは尊いことだ人はできることしかできない ■ そのはざま ■ できるようにならなければならないできるようになれるはずだできるようになりたいできないとはずかしい…

アウトラインをアウトラインとして真面目に作ることの弊害

「アウトラインの弊害」というのは確かにある、と思う。 より正確に言うと、「アウトラインをアウトラインとして真面目に作る」ことの弊害。 典型的なのは、最初からアウトラインをみっちり考えすぎて「内容そのもの」を書くためのエネルギーを浪費してしま…

知り合いでも何でもない

仕事用(ということにしている)ドトールで、いつも仲良く受験勉強していた高校生カップルが、この4月から無事に大学生カップルになった。 大学生になっても、ふたりはドトールでいっしょにテスト勉強をしたりレポートを書いたりしているので、今でも週に2…

『アウトライン・プロセッシングLIFE』について(6) 書いてある通りでなくてもいい

『アウトライン・プロセッシングLIFE』についての話、そのろく(もう終わったと思っていただろう、ふふふ)。 ■ 本書には、個人的なニーズから作り始めた「タスクのアウトライン」が、人生と生活という2つの「ライフ」をクリアにするアウトラインへと育って…

アナザーサイド

テレビは下らない、とその人は言う。 わたしは(概ね)同意する。 どの番組のどこがどのように下らないかをその人は克明に描写する。 テレビに詳しいんだなあとわたしは感心する。 ■ 立派な行いをしたり、優れた成果をあげた日本人がいるという事実が、なぜ…

「『Scrapbox情報整理術』出版記念セミナー」にゲスト参加しました

ちょっと遅くなってしまいましたが、8月26日(この前の日曜ですね)、以下のイベントにゲストとして参加してきました。 Scrapbox情報整理術出版記念セミナー こちらの記事でも紹介した倉下忠憲さんの『Scrapbox情報整理術』の出版記念イベント。 当日の様子…

リスペクト

わたしの闘いを他人は知らない。他人の闘いをわたしは知らない。あなたの闘いを他人は知らない。他人の闘いをあなたは知らない。わたしの闘いをあなたは知らない。あなたの闘いをわたしは知らない。知っていることは知らないことだけ。だからリスペクトでき…

資源でも装備品でもない

19時前に、DAYSのアウトラインに書き出したDOがすべて完了。 とっても気持ちがいい。 体調さえ万全ならば、自分にはこれくらいのポテンシャルがある。ついそんなふうに思ってしまうのは、残念ながら体調が毎日万全とは限らないからだ。 というか、一昨年に自…

Scrapboxと幸福に出会うための最適なガイド

倉下忠憲著『Scrapbox情報整理術』は、情報整理ツール(と、一応言っておく)Scrapboxの待望のガイドブック。 目次は以下の通り。 Prologue ようこそScrapboxへ Chapter 1 Scrapboxの構成と入力方法 Chapter 2 Scrapboxはネットワーク構造で情報を整理する C…

ポットローストのアウトライン

実家で「焼き豚」と呼ばれていた料理が、どう考えても「焼き豚」ではないと指摘したのは妻だ。 それは祖母の得意料理で、後には母が引き継いだのだが、よく考えてみれば、たしかにそれは一般にイメージされる「焼き豚」ではない。 いちばん近いのは、おそら…

その場で考えるアウトライン:「捨てられない本」

週に1回、実家の片づけを手伝いに行っている。父が他界した後、母がひとりで住んでいる家だ。 モノが多すぎる、いらないものは捨てないと。心の底からそう思い、その結果母にもつい強く言ってしまう(そして落ち込む)。 この間は、大量の不要本をブックオフ…

『アウトライン・プロセッシングLIFE』について(5) 合理的でない実用書

『アウトライン・プロセッシングLIFE』についての話、そのご。 倉下忠憲さんのメルマガ「Weekly R-style Magazine」(以下WRM)の404号(先週号ですね)で、『アウトライン・プロセッシングLIFE』を特集的に取り上げていただきました。 前週に予告されていた…

『カフェパウゼで法学を』の読後感

献本いただいた『カフェパウゼで法学を』(以下「本書」)を読んだ。 ぼくはぜんぜんアカデミックな人間ではないし、まして法学に関しては完全な素人なので、本書を「書評」することはできないけれど、いくつかのとてもポジティブな「感想」が浮かんできた。…

たぬきと存在

幼稚園に通っていた頃、「家でたぬきを飼っている」と主張して先生に怒られたことがある。みんなの前で「嘘はよくないわね」というようなことを言われた。 ぼくは嘘などついていなかった。ぼくの家では「たぬき」という名前の猫を飼っていたのだ。 ■ 家に帰…

『アウトライン・プロセッシングLIFE』について(4) レベルアップと収束

『アウトライン・プロセッシングLIFE』についての話、そのよん。 前々回の記事で、『アウトライン・プロセッシングLIFE』がマンダラートから受けた影響について書いたんですが、今回はアウトライン・プロセッシング全般についてマンダラートから受けた影響の…

『アウトライン・プロセッシングLIFE』について(3) 割り込みへの対処の話

新刊『アウトライン・プロセッシングLIFE』についての話、そのさん。 本書の「実用サイド」のハイライトのひとつが、DAYSのアウトラインの上で優先順位を常に更新しながら「割り込み」に対処するところです。 後半では「それだけじゃ足りないよね」という話…

『アウトライン・プロセッシングLIFE』について(2) マンダラートの影響

新刊『アウトライン・プロセッシングLIFE』についての話、そのに。 Twitterである方に指摘されたのですが(そして一撃で見抜かれたことに驚いたのですが)、本書には出発点となったブログ記事があります。 こぼれ落ちていくもの、五感を使うこと、ネガティブ…

『アウトライン・プロセッシングLIFE』について(1) 過程の物語

新刊『アウトライン・プロセッシングLIFE』についての話、そのいち。 ■ 本書はいちおう「実用書」の体裁を取っています。 もちろん、アウトライン・プロセッシングについての実用書ではあるんですが、実用書の意味がその対象について最短距離で説明するとい…

『アウトライン・プロセッシングLIFE』出版しました

こちらでの告知が遅れてしまいましたが、新刊のお知らせです。 タイトルは『アウトライン・プロセッシングLIFE 〜アウトライナーで書く「生活」と「人生」』。KDPによるセルフ・パブリッシングです。 ランディングページはこちら Amazonの商品ページはこちら…

道具と方法論を持たなかった父の断片への敬意

父の遺品を整理していて、父が膨大な量の文章を書き残していたことを知る。 正確にいうと、文章というよりも文章の断片。書こうとした論文の原稿、書こうとした本の原稿、やろうとした翻訳の原稿、まとめようとした考察の原稿、その下書き、メモや覚え書き、…

「必要に応じて人を押しのけ、優位なポジションを確保できる自分」

人に道を譲るクセがある。 狭い歩道で前から人が来ればたいてい道をあけるし、ドアは後ろの人のために開けて待っているし、エレベーターではほとんど必ず最後に人が降りるまでドアの脇で「開」ボタンを押している。 とりわけ良い人だったり、洗練されたマナ…

他人のクリア

クリアでない人と話をする悲しさともどかしさと苛立ちについて。 今日こそは苛立たないと自分に言い聞かせながら出かける。でも、圧倒的にクリアでない人の前で、それは通用しない。 しかしもちろん、他人がクリアでないことに苛立つ権利なんかない。 他人が…

クリアについて2018

ずいぶん長いこと、「クリア(clear)」というのが、個人的な生活と人生のキーワードみたいになっている。クリアというのは「明快な、はっきりした」というような意味だ。 年齢を経るほど、その重要性についての確信はより強いものになる。もちろん、自分が…

謙虚であるのが難しいこと

おそらく、謙虚であることがもっとも難しい物ごとのひとつは、自らの肉体的・精神的キャパシティだ。 他の面ではとても謙虚な人が、そのことになるとしばしばその謙虚さを発揮しない。 ■ 自分に与えられたキャパシティだと当たり前のように思っているものの…

ホテル街

ある日の午後、某駅近くのラブホテル街を歩いていた(ときどき仕事をするカフェから駅へと向かう近道なのだ)。 前方のホテルから、20代前半くらいと思われる、特に派手でもなく地味でもない服装の女の人が出てきた。 慣れた感じでひとり、でもちょっと気配…

ノスタルジック

横浜駅のJRの切符売り場で30代くらいのカップル(夫婦なのかどうかはわからない)が、路線図をふたりで指さしながらああでもない、こうでもないと議論していた。 都内のどこかへ行くルートを検討しているようだった。 しばらくして結論が出たらしく、ふたり…

アウトライナーフリーク的ノートテイキング

昔から、アウトライナーは「ノートを取ること」にもっとも適した道具のひとつだと思っている。 ノートと言ってもいろいろあるけど、ここでは「人の話」、たとえば口頭中心の講義や講演のノートを取ることについて考えてみる(数式や図表がたくさん出てくる場…

普通に近いかもしれない新しい試み

今年になってから、寝がけに15分くらい、手書きでフリーライティングすることが日課になっている。 決まりは、冒頭に日付を書くことだけ。後は何を書いてもいい。 まるで日記みたいだし、場合によっては日記そのものなのだが、「出来事」を書くとは決まって…

「ごめんなさい」

「タクシーで帰って2時すぎに寝て4時半に起きて始発で出社する」という生活が、もう長いこと続いていた(職場に泊まるのはどうしても嫌だった)。 ■ その日も始発(地元駅を5時2分に出発する)に間に合うように長い坂道を走っていた。 駅構内の踏切は、まだ…