「『Scrapbox情報整理術』出版記念セミナー」にゲスト参加しました

 

ちょっと遅くなってしまいましたが、8月26日(この前の日曜ですね)、以下のイベントにゲストとして参加してきました。

Scrapbox情報整理術出版記念セミナー

こちらの記事でも紹介した倉下忠憲さんの『Scrapbox情報整理術』の出版記念イベント。

当日の様子はTwitterのハッシュタグ「#Scrapbox本イベント」でどうぞ。あらためて見たら自分では「こんしんかい!」しかつぶやいてませんでしたが(実況してくださったみなさん、ありがとうございます)。

主催の佐々木正悟さん→Tak.→メイン倉下忠憲さんで話をし、そのあと3人でパネルディスカッション(?)という流れだったのですが、ぼく自身も実はScrapboxをそんなに使いこなしているわけではなく、いろいろ実験してる段階です。

なので、自分の「個人の情報を扱うためのシステム」の中に、どうScrapboxが組み込めそうか(あるいは組み込めそうな予感がしているか)という話をしました。85%くらいアウトライナーの話をしちゃったのですが、まあそこはそれで。

ぼく自身は「情報を扱う」ことの9割はアウトライナーで完結してしまっています。でも、どうしてもアウトライナーでカバーしきれないと感じていた領域がある。その領域がなんなのか、これまでうまく言えなかったのですが、『Scrapbox情報整理術』を読んで、それは「知識」なのではないかと思い至った。

ではなぜアウトライナーで「知識」はうまく扱えないのか。そしてScrapboxでは扱えるのか。それはアウトライナーがツリー構造なのに対して知識がネットワーク構造だからなのですが、そのギャップは知識を文章化するときには逆にメリットになる。でもネットワーク構造をネットワーク構造のまま(気軽に)扱えるツールってこれまでなかったよね。

そんな話をして、メインスピーカーの倉下さんにつなぎました。

当日のTak.担当分スライドはこちら

(※スライドの埋め込みがなぜか機能しなくなったので、いったんリンクにしています)

 

佐々木さん、倉下さんのお話については以下をどうぞ。

nokiba.hatenablog.jp

rashita.net

倉下さんの「Scrapboxの機能は〈カードをくる〉こと」仮説(?)、最初はいまいちピンと来てなかったのですが、時間が経つにされてじわじわと沁みてきています。

会場でも話しましたが、ひさしぶりに心がときめくツールであることは間違いありません。

懇親会も、ずっと会ってみたかった人に会えたり、ひさしぶりな人に会えたりして、しかもみんなが(いろんな意味で)えらくハイレベルな会話をするので、大変に楽しかったです。

(._. ) ←滅多に人前に出ないのでキンチョーしたけど。