手を動かすことで頭と心が起動する

朝おきてコーヒーをいれたら、まずフリーライティングすることにしている。

不思議なことに、手を動かすと頭と心が動き始める。先に手を動かしたほうがいい。頭が先だと頭でっかちになりがちだし、心が先だと感情の掃きだめみたいになりがちだ。

コーヒーを飲みながら、今日いちにちのイメージを書いてみる。日記のつもりで書いてみる。何のつもりでもなく書いてみる。そのことによって頭と心が起動する。書き始めは何かの「つもり」でも、たいていその通りにはならない。

結果的に業務連絡のメール(の内容)を書いてしまうこともあるし、
結果的に新しいプロジェクトのアウトラインができてしまうこともあるし、
結果的に書きかけの本の一部を書いてしまうこともあるし、
結果的に表には出ないけれど重要な「考え」が進むこともあるし、
結果的に欲しいものリストを作ってしまうこともあるし、
結果的にブログの記事を書いてしまうこともある。

結果的に30分くらいでけっこういろんなことをしてしまう。なんだか効率的で生産的な気持ちになったりもするけれど、最初から効率的で生産的であろうとするとあまりそうはならないというのがポイントだ。

手を動かすことで頭と心が起動する。
起動したら頭と心にまかせる。
結果的に何かができる。

今日のフリーライティングは、「朝おきてコーヒーをいれたら、まずフリーライティングすることにしている」から始まっている。今日は特に何の「つもり」も思い浮かばなかったので単に手を動かすという意味でそう書いたのだが、結果的にブログの記事になった。