快を無視すると何もいいことがないこと、BEとASの変化

去年の年末に、ここ数年変っていなかった「CLEAR」の内容を大きく変えた。 CLEARというのは、個人的にタスク管理アプリ兼メモアプリ兼プロジェクト管理アプリ兼日記……みたいな使い方をしているアウトラインのこと。ひと言でいうとライフ(生活と人生)をクリ…

すべて頭に入れること、ピースがはまること

ツールや手法によって自分をサポートすることを恥と考える人が一定数いる。そのことに気づいたときは、かなりの衝撃を受けた。 個人的にはツールや手法によって救われてきたという感覚が強いので非常に不思議に思うし、その感覚は理解できないのだが、とにか…

動画編集を眺めながら文章について考える

最近、動画編集ソフトのチュートリアル動画や比較動画をよく眺めている。たとえばFinal Cut Pro XとかAdobe Premiere Proとかそういうやつ(もちろんiMovieでも構わない)。 別に動画編集に目覚めたわけではない。 『書くための名前のない技術 case 3 千葉雅…

いかに努力してもそうはならなかった人へのヒント

佐々木正悟さんとの新刊『佐々木さん、自分の時間がないんです』について、前回の記事では、ぼく自身がポイントだと思った部分を挙げたわけですが、他にもポイントはたくさんあると書きました。ということで、もう少しその話をします。 ■ 会話の中に『7つの…

『佐々木さん、自分の時間がないんです』の個人的ポイント(あるいはアウトライナーフリーク的確信)

佐々木正悟さんとの対談『佐々木さん、自分の時間がないんです』について、佐々木さんが以下の記事を書かれています。 cyblog.jp 詳細は記事を読んでいただければと思うのですが、面白いと思ったのは、佐々木さんが記事の中で「本書の1つのポイント」として…

【告知】『佐々木さん、自分の時間がないんです』発売しました

告知です。 佐々木正悟さんとの共著(対談)『佐々木さん、自分の時間がないんです』がダウンロード可能になっています。KDPによるセルフパブリッシング、Kindle Unlimited対象です。 表紙とタイトルを見てもらえればわかるように、本書は7月に出た佐々木さ…

モードを再現するメモ

書こうと思っても書くことは頭に浮かんでこないくせに、書こうと思っていないときに限って書くことを思いつく。あるいは書けそうな感覚がやってくる。 その場に書くための道具や環境さえあれば、そのまま書けそうな気がする。でも多くの場合それはない。ある…

結果が出る(私的再定義)

結果を出さなきゃ意味がない 駅のホームで「どんなときも結果を出さなきゃ意味がないんだからな」という(かなり強い調子の)声が聞こえてきた。それは中学生くらいの男の子に向けたお父さんの声だった。 具体性のない、一般的な「結果」 「結果を出さなきゃ…

答えが出ないランダムノート

「答えが出ない」なんていうと、あまり良い状況ではないように思えるかもしれない。 ■ 最後まで答えが出ないまま進行して終わること、答えが出ていないにもかかわらず結果としては意外に悪くないということが、世の中にはけっこうある。 ■ 「答えを出さなけ…

魅力的な目次

1 魅力的な目次というものがある。 本の目次の話だ。 目次が魅力的な本に出会うと単純にうれしくなる。 人生が少し豊かになったような気持ちになる。 2 単にコンテンツのガイドというだけでなく、ひとつのメッセージを帯びた作品のようになっている目次。 上…