『アウトライン・プロセッシングLIFE』について(1) 過程の物語

新刊『アウトライン・プロセッシングLIFE』についての話、そのいち。

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本書はいちおう「実用書」の体裁を取っています。

もちろん、アウトライン・プロセッシングについての実用書ではあるんですが、実用書の意味がその対象について最短距離で説明するということにあるなら、この本は少し違います。

キャッチフレーズ(?)は、「生活のアウトライン/ライフ・アウトライン」が生まれるまでの過程の物語であり、アウトライナーで文章を書き、考えること、つまりアウトライン・プロセッシングの実例集

この本は「著者が知っていることを教える(説明する)本」ではなく、「著者が知らないこと、わかっていなかったことを探っていく過程(プロセス)を見てもらう」形になっています。

そのあたりは、昨日の記事に載せた各パートのリード文を順番に読んでいただけるとわかると思います。

だから「物語」。

最短距離で実用的な情報を得たい人にとっては、ややもどかしい感じ、「いいから結論は!?」になってるかもしれません。

でも、これは確信犯だから仕方ない。

なんでそんなことをするのかというと、アウトライン・プロセッシングについては、「結論だけ」「結果だけ」「最終形だけ」書いてもあんまり意味がない気がしているからです。

いや、「意味がない」は言い過ぎですが、それだけじゃ足りないことは間違いないと思っています。

単に「そういう本が自分で好きだから」というのも大きな理由ですが。

楽しんで読める「物語」を目指しました。興味を持っていただけましたら、ぜひ。

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