書くためのアウトライン・プロセッシング

「本物」の見本、あるいは現実の作業の規模の大きさと複雑さ

もしぼくがアウトライナーの使い方が知りたくて解説本を手に取った初心者だとしたら、いちばん見たいと思うのは「本物」の見本だと思う。 ここでいう「本物」とは「見本のために作った見本ではない」ということ。「現実に使われているアウトライン」と言い換…

プリントアウト上で編集する小さなテクニック

この記事は『書くためのアウトライン・プロセッシング』で「未使用」に落ちた(最終的に使われなかった)ピースを元にしています。 以下のツイートからアイデアをいただきました(「プリントアウトチェックのテクニック」分ですね)。ありがとうございます。…

アウトライナーのズーム機能についての個人的見解

こちらのツイートを拝見しての記事。 なお、ズームによってコンテキストを一時的に断つことの効能は、Tak.さんの本で明確に示されていると思います。《ついついその要素をすべて使いたくなってしまう》のを防ぐこと。『書くためのアウトライン・プロセッシン…

「書くためのアウトライン・プロセッシング」フルバージョンと簡易版

『書くためのアウトライン・プロセッシング』では、アウトライナーの機能を生かして発想を引き出し、文章へと変換する技術とプロセスについて書いています。 でも考えてみれば、わたしたちが文章を書くシチュエーションの多くでは、そういうものを必要としな…

アウトライナーのアイデアプロセッサ性

「アウトラインプロセッサ(アウトライナー)」と「アイデアプロセッサ」はどう違うのかという話題が昔からあります。 「アイデアプロセッサ」はそもそも最初のアウトライナーであるThinkTankのキャッチフレーズとして使われた言葉なので、当初から同じもの…

シェイクはどうやって終わるんですか?

『書くためのアウトライン・プロセッシング』で 書きたいと思っていたことのひとつが 「シェイクはどうやって終わるのか」ということです。 「シェイク」はTak.のアウトライナー本を読んでくださっている方ならおなじみ、自由なアウトライン・プロセッシング…

『書くためのアウトライン・プロセッシング』発売しました

告知が遅れてしまいましたが、新刊『書くためのアウトライン・プロセッシング』が発売されております。KDPによるセルフパブリッシングの電子書籍、Kindle Unlimited対象です。 ■ タイトル通り、『アウトライン・プロセッシング入門』、『アウトライン・プロ…