近況など

おそらくWord Piece史上もっとも更新が途絶えたわけですが、普通に元気です。 生活と仕事のリズムががらっと変わり(コロナ渦的な意味で)、いっぽうで最近は人といっしょに文章を作る作業が多く、ブログを書くモードになかなかスイッチできなくなっていたと…

仕事をそんなふうに「わかっていた」ことは一度もない

前職では人前で何かをしゃべる機会というのがけっこうたくさんあって、それがとても苦手だった。 企画のプレゼンとかもそうだし、もっと小さい規模で顧客に向かってデータを説明するとか、社内会議でプロジェクトの進行状況や予算の説明をするみたいなことも…

流動的で儚いpiece

アウトライナーは「断片」を扱う。文書や思考やその他アウトライナーで操作の対象とするものの断片だ。 この「断片」という言葉は英語のpieceをイメージしている。以前も書いたことがあるけれど、pieceというのは不思議な言葉で、「部分(正確には切り離され…

ランダムノートについてのテーマを持ったランダムノート

旧WordPieceには「ランダムノート」というジャンルの記事があった。 特にそういうカテゴリーを設けていたわけではないけれど、折りに触れて「ランダムノート」と題された記事が書かれたし、そう題されてはいなくても内容がランダムノートであるという記事は…

【告知】やままさんの『喫茶アメリカンについて言いたいことやまやまです』

編集をお手伝いさせていただいた、やままさんの新作『喫茶アメリカンについて言いたいことやまやまです― 5年間の主観たっぷり研究記録』が発売されております。 KDPによるセルフパブリッシングです。 大作です。 5年間にわたって東銀座の「喫茶アメリカン」…

【告知】『書くための名前のない技術 Case 3 千葉雅也さん』発売しました

電子書籍(KDP)新刊の告知です。 Tak.がゲストの方を招いて「文章の書き方」についてインタビューするシリーズの第3弾。今回は千葉雅也さんです。 書くための名前のない技術 Case 3 千葉雅也さん 果たして自分に消化できるのか不安でしたが、なんとかなった…

後悔ではない切実な何か、どんな年齢にも当てはまる万能のフレーズ

「今になって、ようやくこれができるようになった」という気持ちになることがある。 そんなことを言っても意味はないし、人生に遅すぎるということはない。それでも、今しているようなことを、今しているようなやり方で、もっと早い時期に、もっと若いときに…

手を動かすことで頭と心が起動する

朝おきてコーヒーをいれたら、まずフリーライティングすることにしている。 不思議なことに、手を動かすと頭と心が動き始める。先に手を動かしたほうがいい。頭が先だと頭でっかちになりがちだし、心が先だと感情の掃きだめみたいになりがちだ。 コーヒーを…

アウトライナーの一日、選択することと考えること

DAYSのアウトラインを開く。 DAYSには今日やることが書き出されている。昨日の夜、お風呂上がりにビールを飲みながら書いた。こういうのは気持ちよく書くのが大事。 ■ 今日は、このリストを上から順に実行していけばいい。とてもシンプル。 予定外のことが起…

普通に親切で、普通にやるべきことをやってくれた

バスの営業所に忘れ物の問い合わせをした。 家に帰ったらけっこう気に入っていたボールペンが見つからず、いろいろ考えるとバスの中で落とした可能性がいちばん高かったのだ。 電話に出た男性に、忘れ物の問い合わせをしたいのですがと伝えた。○○駅から○○駅…