高い熱量と読みやすい/魅力的な文章があればさほど興味のない内容でも読めてしまう。
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Aについて知りすぎている人が知りすぎているが故に語れないでいるうちに、Aについて少し知っている人が本を書く、みたいなことがある。
これが悪いことかというと必ずしもそんなことはなく、知りすぎている人は結局語らないで終わる可能性が高いので、結果的にAを広める役割を果たすのは本を書いた方の人だったりする。
わたしたちは本のおかげでAについて知り、Aについて知りすぎている人は「そうじゃない、そうじゃないんだ」とつぶやきながら死ぬ生きる。
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さりげなくオリジナルで深いことを書いていて「すげえな」と思うような人が「私のようなものが発信していいのだろうか」的なことを言っている一方、どこかに書いたあったことを適当にコピペしただけで実に堂々と(以下自粛
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当たり前のことだけど、個人に対しても世界に対しても、伝えたいことをすべて伝えることはできない。
だからきっと、誰かが伝えていることはその人が伝えたいことのすべてではない。