『書くためのアウトライン・プロセッシング』発売しました

告知が遅れてしまいましたが、新刊『書くためのアウトライン・プロセッシング』が発売されております。KDPによるセルフパブリッシングの電子書籍、Kindle Unlimited対象です。 ■ タイトル通り、『アウトライン・プロセッシング入門』、『アウトライン・プロ…

倉下忠憲『すべてはノートからはじまる』について

倉下忠憲さんの新刊『すべてはノートからはじまる』が出た。発売一週間で重版も決まり、大変好評なようだ。 倉下さんのポッドキャスト「うちあわせCast」(Tak.はここに準レギュラー的に出演しています)で執筆経過をずっと聞いていたので、感慨深いものがあ…

名付け苦手問題についてのランダムノート

ブログのタイトルをつけることも苦手だし、Evernoteのノートにタイトルをつけるのも苦手。そして何よりも概念(コンセプト、アイデア)に名前をつけることが苦手。 苦手というだけでなく、簡単に名前をつけてしまうことに強い抵抗感がある。 もちろん概念を…

アウトライナーフリーク的実用性、あるいはエモさと実用

ぼくにとってのアウトライン・プロセッシングは、個人的に抱えている問題と表裏一体なところがある。 その問題というのはたとえば 形にしてみるまで自分自身が考えていることがわからないことだったり、 いったん逆方向に進んでそれが逆だということを確認し…

OmniOutlinerの「グループ化」機能

OmniOutlinerで個人的に気に入っている機能のひとつが「グループ化」という機能だ。 初期のアウトライナーの多くが持っていた一方、WorkFlowyやDynalistなど後発のアウトライナーではあまりみられない機能のひとつだ。 以前の記事でこの機能を「麻薬のよう」…

目から鱗が落ちた

「目から鱗が落ちた」と簡単にいう。 でも、目の鱗はそんなに簡単には落ちない。 簡単に落ちた鱗は簡単に元に戻る。 そのとき「目に鱗が戻った」とは思わない。 落ちるときは意識できても、戻るときは意識できないのだ。 何かの拍子でもう一度鱗が落ちたとき…

OmniFocusのアウトライナー性

前の記事ではOmniOutlinerの出自の話をしたけれど、今回はOmniFocus(主にMac版)の出自の話。 OmniOutlinerの開発元OmniGroupの最大のヒット商品といえばおそらくOmniOutlinerではなくタスク管理アプリOmniFocusの方だと思うのだが、そのOmniFocusが生まれ…

OmniOutlinerについてひさしぶりに語る

Dynalist はじめてアウトライナーに触れる人にどのアウトライナーを勧めるか問題は、今のところDynalist一択になっている。 現代的なプラウザさえあればMacでもWindowsでもLinuxでも使える。iOSにもAndroidにもアプリがある。 端末間の同期は高速で競合する…

ひとりで何かをする定義(一部)

「ひとりで何かをする」ことが好きだし、そうしている人が好き。「みんなで何かをする」ことにはあまり興味がない。 でも「ひとりで何かをしている人たちでいっしょに何かをする」ことは好きだし、そうしている人たちも好き。 「みんなで何かをする」ことと…

結果を出さなきゃ意味がないかぼちゃのタルト

結果を出さなきゃ意味がない wordpiece.hatenablog.com ドトールであのときと同じ親子に会った。 駅のホームで「どんなときも結果を出さなきゃ意味がないんだからな」と言っていたお父さんと、口をとがらせて「わかってるよ」と答えていた男の子。 あのとき…